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さて、あなたの会社には、さまざまな部署が設置されているはずです。
経営企画、経理、人事、総務、営業、仕入れ、開発、Webなどの機能が部署や担当者として設置されていて、その連携によって経営は成り立っています。
個人事業主や一人社長の場合は、これらの機能を一人でこなしているかもしれません。
では、広報部は設置されていますか?または、担当者を置いていますか?
残念ながら、日本の多くのスタートアップや中小企業には、広報部がありません。
例え設置されていたとしても、そも目的を間違えていることが殆どです。
その一番大きな理由は、広報部が何を目的に、何をしているのかを知らないからです。
恐らく多くの方は「広報とはメディアよる報道を促進する部署」であると理解しているのではないでしょうか。
▌広報部とは
確かに、MediaRelations(メディア・リレーションズ 報道関係者との良好な関係構築)という活動も守備範囲の一つです。ですが、報道されることが広報部の目的ではありません。
報道実績のある方ならわかるはずです。
報道された際に、一時的に問合せや来客数が伸びることはあっても、経営に大きな影響を与えるような特別なことは起りません。
逆に、不祥事を起こしてしまった場合はその逆で大きなダメージを受けることがあります。
ビッグモーター社の事件が良い例です。
そもそも、広告を出稿するならともかく、報道機関の役割は企業情報の告知ではありません。
視聴者、読者にとって必要な情報を報道しているだけなのです。
広報部は、本来の目的を達成するために、メディアだけでなく、その他多くのリレーションズ活動、良好な関係構築活動をしなければなりません。
皆さんが耳にしたことのある活動では、CustomerRelations(カスタマー・リレーションズ)、InvestorRelations(IR インベスター・リレーションズ)も広報部の守備範囲です。
その他に幾つものリレーションズ(良好な関係構築)を担っています。
また、企業が不祥事を起こすと広報担当者が矢面に立つことがありますが、それは広報部がリスクマネジメントの一役も担っているからです。
このように、本来の広報部の守備範囲は非常に広いのです。
なぜ広いのか。それは、あなたが広報部の目的を知ることで理解することができるはずです。
▌ビッグモーター社事件に学ぶ
昨年から続くビッグモーター社の事件は、顧客や従業員だけでなく、大手保険会社や業界を巻き込んで、未だに解決したとは言えません。
では、なぜこのような事態にまで発展してしまったのでしょうか。
その原因の一つが、広報部が無かったことだと言われています。
事件が発覚した後に広報部は設置されましたが、時すでに遅しでした。
あなたが同じ失敗をしないためにも、本セミナー広報部とは何を目的に何をしているのかを学んでみてください。
▌本セミナーに参加するメリット
1,「情報発信の本当の目的」を理解することができる
2,「情報発信の基本設計図」を知ることができる
3,情報発信のKPIの設定方法を理解できる
4,「広報部の目的」を理解することができる
5,「広報部の役割と実務」を知ることができる
▌プログラム
・自己紹介
・はじめに
・情報発信の目的
・マーケティングとブランディング
・情報発信・共有の基本設計図
・情報発信の組み合わせと積み重ね
・BM社と同じ失敗をしないために
・まとめ
▌講師からひとこと
こんにちは。「PR業界のはみだし先生 じんちゃん」こと、広報人倶楽部の大久保仁です。
私は17年間の広報人生の中で、数多くの失敗を経験し、そのたびに広く深く勉強しました。
そこで気づいた「広報の重要性」と「情報発信のスキルとノウハウ」を、今回のセミナーで解説します。興味のある方は、無料ですので気軽にご参加ください。
広報人倶楽部 (株式会社AGENCY ONE) 大久保仁
(PRSJ認定PRプランナー RMCA認定上級リスク診断士)