講師を務める株式会社AGENCY ONE代表の荒木 洋二(あらき ようじ)です。
今、広報の世界でも米国から日本へと輸入される形でDX(デジタル・トランスフォーメーション)化が急速に進みつつあります。DX化を牽引しているのが「NewsRoom」(ニュースルーム)です。米国の企業社会では一般名称として定着しています。
NewsRoom導入により、広報業務を一元化することも不可能ではありません。あなたが本ワークショップでNewsRoomが何たるかを理解した上で開設することができれば、あらゆる関係者とより良い関係、より深い信頼関係を築ける準備を整えることができます。
▌NewsRoomとは
あなたは、広報の仕事とはメディアリレーションズ、つまりマスメディアで報道してもらうことだけだと思い込んでいないでしょうか。
もともとの意味を理解すれば、社員・スタッフをはじめ顧客、取引先、株主といった関係者と良好な関係を築くことこそが最も重要だということに気付くはずです。それこそが本来の広報業務です。
大企業では、ずっと以前より社内報、(顧客向け)広報誌、株主通信など紙媒体を制作していました。ただ、文字制限や締め切り、制作費など多くの制約があるため、大企業以外にとっては非常にハードルが高かったことも事実です。
インターネットが普及することで、日本でも先進的な大企業を中心に企業サイトに併設する形でNewsRoomを開設・運営する企業が増えています。
NewsRoomにコンテンツ(記事)を集約・蓄積することで、メディアだけでなく営業や採用などの場面でもコンテンツを活用することができますので、他部署を支援できるようになります。
NewsRoomの成り立ちに始まり、主要な役割やオウンドメディアとの関わり、先進事例まで解説します。NewsRoomの運営手法を身に付けていただくために、全3回のワークショップにご参加ください。
▌開催概要
開催日:時毎月第1、第2、第3火曜日 15:00〜16:30
会場:zoom
https://us02web.zoom.us/j/86432539550?pwd=VERnMUpFcW9HeDFzWmQ1
▌ワークショップのプログラム
第1火曜日 そもそもニュースルームって何? ~基本を知る~
・そもそもニュースルームとは?
企業が発信すべき2種類の公式情報とは?
・紙媒体で何を伝えてきたのか?
インターネット時代前の情報発信における主流
・演習:自社における情報発信の棚卸し
第2火曜日 何のためにニュースルームを運営するのか? ~選ばれるためにすべきこと~
・マーケティングとブランディングの関係とは?
・情報発信の手段を整理する
ニュースルームの役割とは?
・企業の魅力とは?
「わが社らしさ」、「わが社だからこそ」の発見
・演習:自社における魅力の洗い出し
第3火曜日 ニュースルームの使い方 ~魅力を蓄積・集約させる~
・ニュースルームの基本機能
・ニュースルームの事例研究
・文章の書き方の基本
・演習:ニュースルームのカテゴリー選定
以上
いかがでしょうか。
NewsRoomを開設・運営することで、毎日の広報業務を効率化できます。しかも各部署を後方支援できますので、社内での評価が上がることは間違いありません。
ぜひ、このワークショップにご参加ください。
▌講師紹介
荒木 洋二(あらき ようじ)
株式会社AGENCY ONE(エージェンシー・ワン) 代表取締役
NPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会 理事長
静岡県下田市出身。 広報PR歴26年以上。2006年8月、株式会社AGENCY ONEを創業。 中小・中堅企業、スタートアップを中心に広報戦略立案や広報活動全般を指南、実務支援する。 創業以来、” 広報=「企業の人格」形成のためのあらゆる双方向のコミュニケーション活動”を信条に利害関係者全般との良好な関係構築支援を手掛けながら、広報人材育成にも取り組む。